衛生管理者は、様々な事業場において労働者の衛生に関わる技術的なことを管理するという役割のある国家資格です。
具体的には環境や設備などを管理して問題を問題を洗いだしたり、労働者の健康状態を把握して産業医に繋げるといった役割が挙げられるでしょう。
衛生管理者は第一種と第二種に区分されていますが基本的に労働者数が50人以上の事業葉では衛生管理者の選任が必須となっているため、キャリアなどの面でも充分に取る価値のある資格です。
また第一種衛生管理者免許をもってればすべての業種の事業場において衛生管理者となることができますが、第二種衛生管理者免許のみだと有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ衛生管理者となることができるといった違いがあります。
衛生管理者になるには第一種衛生管理者試験に合格するか、または第二種衛生管理者試験に合格する必要があります。
令和6年度の第一種衛生管理者の合格率は46.3%、第二種衛生管理者の合格率は49.8%となっており、資格の中では比較的挑戦しやすいといえるでしょう。
今回ご紹介するアガルートの衛生管理者講座は第一種・第二種試験対策講座を開講しており、合格に向けたスケジュールも組まれているのでおすすめです。
アガルートの衛生管理者講座の実際の評判や口コミ、カリキュラムなどについて詳しくご紹介するのでぜひ参考にしてみて下さい。
アガルートの衛生管理者講座について
参照:公式サイト
コース・料金 |
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合格率 | 非公開 |
割引 | 最大10%OFF各種割引制あり |
合格特典 | 上記講座を受講し(第一種・第二種)合格した場合、受講料全額返金 |
アガルート衛生管理者講座は「関係法令」「労働衛生」「労働生理」に関する知識がない初学者でも、100時間未満(最短1.5カ月)の学習でスムーズに合格を目指せるカリキュラムとなっています。
もし3ヶ月で学習する場合は1日1時間程度の勉強でも十分に間に合うスケジュールが組まれています。
したがって、仕事や子育てをしながらでも合格を実現できます。
また、アガルート衛生管理者講座では公式サイトにサンプル講座を通じて受講前に実際の内容を確認できるため、受講前にチェックすることをお勧めします。
充実の受講環境とフォロー体制
アガルートの衛生管理者講座ではインターネット接続があれば、いつでもどこでもパソコン、タブレット、スマートフォンなどを使用してマイページから講義を受講できます。
画面にはテキストが同時に表示されるため、テキストを持ち運ぶ必要はありません。
また、音声のダウンロード、9段階の倍速再生、進捗率などの便利な機能があり、学習環境に応じた柔軟な受講ができるのも魅力です。
ちなみにカリキュラムに含まれるテキストはデジタルブックライブラリーとして保存されており、申込んだ日から利用できるようになっています。
ライブラリーはPCやスマートフォンからいつでもどこでもアクセスでき、受講画面からすぐに閲覧画面に移動することができるため通勤・通学などのスキマ時間での学習も手軽にできます。
さらに疑問に感じた点は24時間受付の「オンライン質問サービスKIKERUKUN」を利用して、直接講師や合格者に質問できるので安心です。
アガルートの衛生管理者講座の合格特典
アガルートの衛生管理者講座では以下の講座を受講し、試験に合格すれば全額返金の合格特典が用意されています。
- 2025/衛生管理者試験/第一種対策講座(2024年10月公表過去問対応版)
- 2025/衛生管理者試験/第二種対策講座(2024年10月公表過去問対応版)
- 合格通知書の提出
- 合格体験記の提出
- 合格者インタビューへの出演 が必要
合格特典があれば、日々の学習のモチベーション維持にも役立つでしょう。
アガルートの割引・キャンペーン情報
アガルートの衛生管理者講座では現在、以下の割引制度を常設でおこなっています。
名称 | 割引率 |
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他校乗換割引 | 10%OFF |
再受講割引 | 10%OFF |
受験経験者割引 | 5%OFF |
他資格試験合格者割引 | 5%OFF |
家族割引 | 5%OFF |
アガルートの衛生管理者講座の合格率
現在、アガルートの衛生管理者講座では合格率及び合格者数を公表していません。
しかし「合格者の声」といったページがあることから、少なからず合格者を輩出していることが分かります。
アガルートの衛生管理者講座の口コミ・評判
ここでは、アガルートの衛生管理者講座の口コミについて紹介していきます。
口コミ➀要点を抑えたコンパクトなテキスト
アガルート衛生管理者講座のインプット講座では、過去の試験問題を中心に重要なポイントを簡潔に解説することで効率的な学習を可能にしています。
また、問題演習では近年の試験で繰り返し出題される過去問を使っており、シンプルな解説で重要な箇所を明確にしているのも特徴です。
さらに、アガルートでは直前対策として模擬試験も用意しており、過去問の重要な問題から応用力の確認まで幅広く網羅しています。
実際、受講生の中には「市販のものよりもテキストが薄かった」「必要な部分のみが記載されていた」などポジティブな声が挙がっています。
テキストは市販のものよりも随分薄かったので、最初は不安でしたが、合格してから振り返ると、このテキストに必要なことはすべて記載されていました。不安になってアレコレ買い足したり、手を出す必要は一切ありませんでした。
テキストは科目ごとに問題があり、学んだことをすぐに実践でき、より頭に入りやすかったです。間違いやすい用語やテキストだけで覚えられないところは、自分でノートに図を書いたり、表にしてまとめるとさらに暗記しやすかったです。
口コミ➁1チャプター10~20分の講義でスキマ時間でも学びやすい
アガルートの講義は1チャプターが10〜20分と短いため、隙間時間を利用して学習を進めることができます。
通常、他の予備校では講義が60〜90分と長時間にわたることが多く、なかなかまとまった時間を確保できないなど、学習のハードルが高いと感じることがあります。
しかしアガルートなら忙しい社会人の方でも通勤時間や昼休みを利用して1チャプターずつ視聴すれば、短期間で全範囲の学習を終えることができます。
実際アガルートの受講生の中でも働きながら衛生管理者試験を受験する方が多くいます。
元々、集中力を持続させることが苦手でした。
でも、アガルートアカデミーは短い時間で切り分けられており、集中して取り組むことができました。
ショートレビューもある為、一回一回、理解度をチェックしながら進めることができる事もよかったです。
また、単位ごとに分かれている為、科目も理解を深められたこともよかったです。
どこが苦手で、何が出来ないのか、自分なりに分析しながら進めることが出来ました。
過去問題集も付いていた為、試験前には苦手科目に集中的に取り組むことが出来ました。
口コミ➂分かりづらい箇所はイラスト・図表でわかりやすく
アガルートでは実務的な用語や仕組みなど、独学では理解が難しく非効率的な部分について用語の定義から丁寧に説明し、難解な言葉をわかりやすい表現に置き換えています。
実務の具体例を交えながら解説することで、専門的な内容も視覚的に理解しやすくなります。
また、言葉だけでは理解しづらい部分については図表を用いることによって、複雑な内容をシンプルなイラストで視覚的に捉えやすく構成しています。
とくに初学者の場合、てきすとがわかりにくく学習が継続しにくいといった問題がありますが、アガルートのテキストであれば楽しみながら学べるでしょう。
インプット講座、サンプルテキストは、本講座申し込みを行うかどうかの判断材料として活用しました。インプット講座、サンプルテキストそのものは、すぐに申込みしたことで、正式版のテキストも数日で届いたため、そちらで学習しました。
アガルートアカデミーさんの企業紹介パンフレット(カラー版の資料)などは、講座本申し込みを行うかどうかの判断材料・参考になりました。
しっかりとした教育体系、教育実績、講師が紹介されており、テキストも重要なエッセンスのみ記載されていることなど、受講者の声からも分かりやすいとの感想も確認し、決め手になりました。
アガルートの衛生管理者講座とほかの講座を比較
ここでは、アガルートの衛生管理者講座とほかの講座を費用・サポート体制で比較します。
第1種 | 第2種 | 特例第一種 | サポート体制 | |
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アガルート | 29,480円 | 26,180円 | 12,980円 | 「オンライン質問サービスKIKERUKUN」で10回まで質問可能 |
ユーキャン | 39,000円 | 39,000円 | – |
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LEC | 25,460円〜30,560円 | 16,300円〜18,330円 | 10,190円〜12,220円 | - |
第一種・第二種の衛生管理者の違い
衛生管理者とは労働安全衛生法という法律により定められた国家資格であり、事業場の「衛生管理業務従事者」として働くために必要な資格です。
衛生管理者の主な役割は就労中の労働災害や労働者の健康障がいを防止することです。
具体的には事業場の衛生管理や労働者の健康管理が挙げられますが、ほかにも労働者への衛生教育や衛生委員会の運営も衛生管理者の仕事です。
先にも述べたように、衛生管理者には第一種・第二種があり、さらに特例第一種衛生管理者があります。
ここでは、それぞれの資格の違いについて紹介します。
第一種衛生管理者
第一種衛生管理者はすべての業種で衛生管理者としての職務を遂行できる資格です。
第二種衛生管理者では対応できない業種にも対応可能なため、特定の業種では第一種衛生管理者試験を受験する必要があります。
ただし、業務内容は第一種と第二種でほとんど変わりません。
ただし第一種は有害業務にも対応できるのに対し、第二種はそれができないため注意が必要です。
有害業務とは有機溶剤や重量物を取り扱う業務、粉塵作業のほか、特定化学物質を取り扱う業務などを指します。
第二種衛生管理者
第二種衛生管理者は以下の業種以外で衛生管理者として働ける資格です。
- 農林畜水産業
- 鉱業
- 建設業
- 製造業(加工業を含む)
- 電気業
- ガス業
- 水道業
- 熱供給業
- 運送業
- 自動車整備業
- 機械修理業
- 医療業
- 清掃業
上記以外の業種だと、第二種衛生管理者は金融事業や情報通信事業、小売業、卸売業などの職場で働くことが多いです。
特例第一種衛生管理者
特例第一種衛生管理者とは第二種衛生管理者が第一種衛生管理者試験に合格することで得られる資格です。
この試験は、有害業務に関連する労働衛生と関連法令のみでの受験となります。
第二種衛生管理者の資格を取得した後に再度第一種衛生管理者試験を受ける際は、特例第一種衛生管理者の試験を利用して受験することになります。
衛生管理者の平均年収は?仕事内容や資格取得のための費用相場を紹介
衛生管理者試験について
ここでは、衛生管理者試験について紹介します。
衛生管理者試験の受験資格
衛生管理者試験は誰でも受けられる試験ではなく、以下の受験資格のうち1つ以上を満たす必要があります。
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- 大学または高等専門学校卒で、1年以上労働衛生の実務に従事した者
- 大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された者または専門職大学前期課程を終了した者で、1年以上労働衛生の実務に従事した者
- 省庁大学校卒で、1年以上労働衛生の実務に従事した者
- 専修学校の専門課程の修了者などで、その後大学等で学士の学位を授与されるのに必要な所定の単位を取得し、1年以上労働衛生の実務に従事した者
- 指定の専修学校の専門課程(4年以上)を一定日以後に終了し、1年以上労働衛生の実務に従事した者
- 高等学校または中等教育学校を卒業後、3年以上労働衛生の実務に従事した者
- 10年以上労働衛生の実務に従事した者
- 船員法による衛生管理者適任証書を交付され、1年以上労働衛生の実務に従事した者
- 高等学校卒業程度認定試験に合格した者、外国において楽興教育における12年の課程を終了した者で、3年以上労働衛生の実務に従事した者
- 専門課程または高度職業訓練のうち能開則別表第6により行われるものを修了し、1年以上労働衛生の実務に従事した者
- 応用課程の高度職業訓練のうち能開則別表第7により行われるものを修了し、1年以上労働衛生の実務に従事した者
- 普通課程の普通職業訓練のうち能開則別表第2により行われるものを修了し、3年以上労働衛生の実務に従事した者
- 旧専修訓練課程の普通職業訓練を修了し、4年以上労働衛生の実務に従事した者
- 外国において学校教育における14年以上の課程を修了し、1年以上労働衛生の実務に従事した者
- 特別支援学校の高等部を卒業したものなど、12年の学校教育を修了し、3年以上労働衛生の実務に従事した者
- 朝鮮学校を140単位以上取得して卒業し、1年以上労働衛生の実務に従事した者
衛生管理者試験の日程・試験会場
衛生管理者試験は全国7カ所で開催されており、会場によって受験できる日程が異なるので事前に公式サイトで確認しておくことをおすすめします。
- 北海道センター:北海道恵庭市黄金北3-13
- 東北センター: 宮城県岩沼市里の杜1-1-15
- 関東センター:千葉県市原市能満2089
- 中部センター:愛知県東海市加木屋町丑寅海戸51-5
- 近畿センター:兵庫県加古川市神野町西之山字迎野
- 中国四国センター:広島県福山市新涯町2-29-36
- 九州センター:福岡県久留米市東合川5-9-3
ほかにも、上記のセンター以外にも出張特別試験が行われることもあり、おおよそ1ヶ月に2~6日のペースで実施されています。
衛生管理者試験の試験内容
試験の種類 | 試験科目 | 配点 | 試験時間 |
---|---|---|---|
第一種衛生管理者 | 労働衛生 | 17問150点 | 3時間 |
関係法令 | 17問150点 | ||
労働生理 | 10問100点 | ||
第二種衛生管理者 | 労働衛生 | 10問100点 | 3時間 |
関係法令 | 10問100点 | ||
労働生理 | 10問100点 | ||
特例第一種衛生管理者 | 労働衛生 | 10問80点 | 2時間 |
関係法令 | 10問80点 |
基本的に「労働衛生」「関係法令」「労働生理」の3科目で成り立っており、試験時間は第一種・第二種ともに3時間となっています。
特例第一種衛生管理者については先にも述べたように、有害業務に関連する労働衛生と関連法令のみでの受験となり、第一種衛生管理者試験ではとくに労働衛生と関係法令の比重が高い傾向にあります。
衛生管理者試験の合格率
試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
第一種衛生管理者 | 64,911 | 30,081 | 46.3 |
第二種衛生管理者 | 39,262 | 19,546 | 49.8 |
上記は令和6年度の第一種・第二種衛生管理者試験の合格率をあらわしたものです。
第一種・第二種ともに合格率は40~50%であることがわかり、他の資格の合格率と比べると高めの水準といえます。
また第一種よりも第二種の方が合格率が高く、第二種の方が難易度低いことがわかります。
ただし、半数近くは不合格になるため入念な試験対策が求められます。
アガルートの衛生管理者講座は質のコスパの良さと高いテキストが魅力
今回はアガルートの通信講座である『衛生管理者試験講座』について、受講する際の料金や内容、口コミなどをご紹介しました。
非常にメリットの多いアガルートですが、今回の記事を軽くおさらいします。
・業界最高レベルのコストパフォーマンス
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・過去問が充実で自習教材も安心
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