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スポーツトレーナーになりたい人必見!オススメ資格3選、年収情報も

更新日:2021-05-08

スポーツトレーナーになりたい人必見!オススメ資格3選、年収情報も

スポーツトレーナーはスポーツ選手やスポーツに携わる人のサポートをおこなう職業です。このページでは、スポーツトレーナーになるにはどのような大学へ行けば良いのか、通信講座で資格は取れるのか?年収などについても解説します。

スポーツトレーナーに必須の資格はありません。ただし、取得しておくと有利になる民間資格は多数あります。

スポーツトレーナーって?

スポーツトレーナーとは

スポーツトレーナーとは、スポーツ選手の身体づくりやスキルの向上のために、自分の知識を活かしてサポートをする職業のことです。

スポーツ選手体調管理や栄養指導、怪我の応急処置などが主な業務内容となります。

スポーツトレーナーの主な種類として、身体のケアや怪我の手当をおこなうアスレティックトレーナー、トレーニングの指導をおこなうストレングストレーナー、怪我などをした選手が少しでも早く競技に戻れるようサポートするメディカルトレーナー、選手の怪我を防ぐためにサポートするフィジカルトレーナーがあります。

スポーツインストラクターとよく混同されますが、全く別の職業です。

スポーツトレーナーはスポーツ選手のケアをおこなうなど、その人に寄り添ってサポートするのに対して、スポーツインストラクターは主にジムやフィットネスクラブの利用者に対して技術指導をおこなうのが特徴です。

スポーツトレーナーになるための進路

スポーツトレーナーと名乗るのに必ず必要な資格はありません

ただ、トレーナーは人の体を預かる責任重大な仕事ですので、身体の構造やトレーニング・ストレッチに関する知識、怪我などに対応する知識は不可欠です。そのため、医療系の資格国家資格を取得する方が多いようです。

体育・健康科学系の学部のある大学や短大、トレーナーコースが開設されている専門学校へ行くとスポーツトレーナーに必要な知識や資格を取得できるのでオススメです。

ただし、後に述べる「NATA-ATC」は指定された4年制の大学を卒業していないと取得できないので注意しましょう。

スポーツトレーナーにオススメの資格

スポーツトレーナーの資格

一流のスポーツトレーナーになるために取得しておいたほうが良いとされる資格には、どのようなものがあるのでしょうか。詳しく見てみましょう。

公認アスレティックトレーナー制度

公認アスレティックトレーナーは日本体育協会が設けているトレーナーの資格です。

取得するには二つの方法があり、一つは日本体育協会が認定する学校へ入学し指定カリキュラムを勉強し、受験資格を得る方法です。

もう一つは日本体育協会が認める国内統轄競技団体の推薦を受けた上で、指定の養成講習会を受講する方法です。

現役スポーツトレーナーが資格を取りたい場合はこちらの方法で資格を取れば良いのですが、推薦を希望する団体でトレーナーとしての活動実績が乏しいと推薦を受けられない場合があるので、その点は注意しましょう。

検定試験の合格率は10%以下のため難関とされる資格の一つですが、その分取得しておくと信頼度が上がりますのでオススメです。

アスレチックトレーナー(JATAC=ATC)

認定アスレチック・トレーナーは、ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会(JATAC)が認定する資格です。

資格を取得するのに試験はありませんが、以下の条件を満たさなければなりません。

・柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師、理学療法士、作業療法士、看護師、保健師、助産師、カイロプラクター、栄養士、薬剤師、養護教諭、救急救命士の資格を持ち、かつJATACが認定する講習会でスポーツ科学分野の単位を取得した者。

NATA認定トレーナーまたは日本体育協会認定アスレチック・トレーナーの資格を持つ者。

・2年制以上の専門学校、大学及び大学院においてスポーツ科学系のコースを卒業し、JATACが認定する臨床医学系専門科目の単位とスポーツ科学分野の単位を取得した者。

これらの条件を満たせば協会へ会員登録申請ができ、認められれば正会員になります。

ちなみに、必要な単位は通信教育による取得も可能です。通信教育講座は毎年3回あり、各期毎に最高で10科目(20単位)となります。費用は1科目あたり5,000円です。

NATA-ATC

NATA(National Athletic Trainers’ Association)は全米アスレティック・トレーナーズ協会が認める、アメリカの国家資格です。

アメリカのフィットネス業界で働く人のほとんどがこの資格を所有しており、国際的な知名度も非常に高いのが特徴です。

海外のスポーツ業界で働きたい方や、グローバルなスポーツトレーナーになりたい場合は取得しておくと良いでしょう。

ただし、CAATEが認める4年制の大学やプログラムの卒業、定められた時間数インターンシップをおこなうこと、認定試験に合格する等の厳しい条件があります。

スポーツの知識だけでなく高い英語能力も必要なので、この資格が欲しい場合は早い段階で進路を決め、英語の知識も深めておくほうが良いでしょう。

スポーツトレーナーの年収は?

スポーツトレーナーは、ジムや整体院などの施設に所属する場合と、プロスポーツのチームスタッフとして契約する場合では年収が大きく異なります。

施設に所属する場合は年収が200万円前後からスタートする場合が多いようですが、比較的安定した収入が望めます。

プロスポーツのチームスタッフの場合は年収が300万円以上が多いとされますが、チームの成績等によって給料が変動したり、解雇されたりする場合もあるようです。

その他、スポンサーのつく選手と専属契約を結ぶ人もいます。

本人の技術や経験、契約内容によっては年収が1,000万円を超えるケースもあるので、日頃から新しい知識を積極的に取り入れ、自分の技術向上をおこなうと良いでしょう。

スポーツトレーナーについてのまとめ

スポーツトレーナーはスポーツ選手だけでなく、一般の人への身体機能回復に関するアドバイスもできる職業です。

少子高齢化の流れでリハビリ需要も増えつつあるので、スポーツトレーナーの活躍できる場も多くなりつつあると言えます。

自分がどのようなスポーツトレーナーになりたいのかを早めに決めておき、それに沿った進路を選択すると良いでしょう。