通信制高校の学費が知りたい!学費の安い通信制高校を比較

通信制高校の学費が知りたい!学費の安い通信制高校を比較

通信制高校の学費が知りたい!学費の安い通信制高校を比較

「通信制高校の学費ってどのくらい?」
「私立だとすごく高そう」

と思っている方に、学費の安い通信制高校を紹介しています。

もちろん学費だけでなく、卒業率が高く手厚いサポートが受けられる通信制高校7選です!

私立高校の学費はピンキリなのですが、学費が高額になってしまう理由や、安さだけで選ぶときの注意点についも徹底解説仕手おりますので、ぜひご覧ください。

この記事を読めば、ムダなお金を払うことなく、安い学費で質の高い授業が受けられる学校情報が得られるでしょう。

通信制高校の学費は安い?初年度にかかる学費を徹底解説

通信制高校の学費は安い?初年度にかかる学費を徹底解説

通信制高校に進学を決めたら、気になるのは学費です。

ここでは公立と私立、それぞれの平均的な学費を紹介します。

公立の通信制高校にかかる学費

公立は学費が安いのが特徴で、年間4〜5万円ほどで通えます。

入学金は500円くらいで、1単位あたりの授業料は300~1,000円ほどかかります。

1年で25単位取得すると年間7,500円、高くとも2万円という安さです。

教科書代や施設費などに年間2〜3万円かかると考えても、少ない負担で卒業できることが分かります。

私立の通信制高校にかかる学費

私立にかかる学費は、選択コースや通学頻度によって大きく異なります。

学費がもっとも少ない通信コースや在宅コースは、年間20万〜25万円くらいが相場です。

一方、美容やネイル、イラスト、eスポーツといった選択コースは、年間学費に加え、毎月数万円のコース費用がかかります。

また通学コースは、週5日で年間30万円以上かかるのが一般的です。

通信制高校の中でも人気が高いN高等学校を例にあげると、週5日コースは年間の授業料が60万円、設備費が24万円かかり、トータルすると年間100万円ほどにかかるでしょう。

週1日コースでも授業料は28万円、設備費11万円と高めに設定されています。

このほかにも、私立は制服があったり修学旅行があったりして、イベントごとに費用がかかる学校もあります。

しかし私立だからといって、必ずしも高いという訳ではありません。

選択コースや学習スタイルをきちんと選べば、年間20万円ほどに抑えることができます。

就学支援金で授業料が実質無償!

私立高校の通信コースは年間20万円以上と伝えましたが、就学支援金を利用すれば2〜3万円に抑えることが可能です。

就学支援金は国が授業料の一部を負担する制度で、返済する必要がありません。

世帯年収が590万円未満なら授業料が実質無料に、590万円〜910万円未満の世帯は、授業料を半額近くまで減額できるでしょう。

就学支援金に近いもので、「奨学給付金」という制度もあります。

就学支援金は授業料のみを負担することに対し、奨学給付金は教科書や通学用品、教材費、修学旅行代など、授業料以外の教育費を負担する制度です。

就学支援金については都道府県や学校によって適用される金額が異なるケースがあるので、学校へ直接問い合わせてみてください。

最新】学費が安くて通いやすい通信制高校7選!

最新】学費が安くて通いやすい通信制高校7選!

公立に比べ、私立はサポート内容や設備が充実しています。

「自宅できちんと学習できるか不安」「中学の勉強もほとんど理解できてない……」という方は、きめ細かいフォローが受けられる私立高校を視野に入れましょう。

ここでは、学費に不安がある方でも入学しやすい、学費が安い通信制高校7選をご紹介します。

N高等学校・S高等学校

「ネットの高校」として有名なN高等学校とS高等学校は、インターネットを活用して効率よく卒業資格が取得できる学校です。

勉強以外の自由な時間は、大学受験対策や語学、プログラミングなどをネットで学べたり、職業体験や留学プログラムをリアルで体験できたりと、課外授業も盛んに行われています。

N高等学校・S高等学校には、「普通科」と「普通科ベーシック」があり選択制です。

普通科は「映像学習」と「VR学習」で学習を進め、普通科ベーシックは「映像学習」のみになります。

VR学習がある普通科の方が授業料が高くなるため、ここでは授業料が安い普通科ベーシックの学費を紹介しています。

入学金 10,000円
授業料 180,0000円/年間(7,200円/1単位)※25単位履修の場合
施設設備費 50,000円
教育関連諸費 13.000円
年間合計 253,000円

ここに就学支援金が適用されれば、授業料の18万円が全額免除になります。

鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校は、全国に250ヶ所以上のサポート校を構える通信制高校です。

全日制高校に併設されているだけあって、人工芝のサッカー場や学生食堂など、設備が充実しています。

学習センターを利用するとコース費用がかかるため、ここでは1番安い自宅学習コースの初年度学費を紹介します。

入学金 38,000円
授業料 200,000円 (8,000円/1単位)※25単位履修の場合
施設設備費 24,000円
システム管理費/タブレット費 35,000円
日本スポーツ振興センター 災害共済掛金 252円
年間合計 297,252円

就学支援金が適用されれば、授業料の20万円が全額免除になります。

翔洋学園高等学校

翔洋学園高等学校の特徴は、通学コースもネットコースも学費が変わらないことです。

何日登校しても同じなので、「通学したいけど学費を抑えたい」という方に強くおすすめできます。

また私立校ではめずらしく、入学金もかかりません。

ネット学習やオンラインレポート提出にも対応しており、卒業率98%というのも安心できるポイントです。

入学金 0円
授業料 200,000円 (8,000円/1単位)※25単位履修の場合
施設設備費 50,000円
年間合計 250,000円

就学支援金で年間学費は5万円になり、3年間15万円ほどで卒業できます。

あずさ第一高等学校

あずさ第一高等学校は「東京・千葉・神奈川・埼玉」に8つのキャンパスを構える、広域の通信制高校です。

学習スタイルも豊富で、週5日制や3日制、フリースタイル制、WEBスタイルなど、自分に合ったコースを選択できます。

最も安いのは通信制コースですが、おすすめしたいのはWEBコースです。

オンライン授業を受講できるのが魅力で、テキストを見ながら自宅学習を進める通信制コースよりも理解速度や学習スピードが速くなります。

補習指導費が20万円かかってしまいますが、前期選抜単願合格者に選ばれれば、10万円の免除を受けられる特典がついています。

入学金 0円
授業料 212,500円(8.500円/1単位)※25単位履修の場合
施設設備費 36,000円
補習指導費 200,000円
年間合計 448,500円

かなり高く見えますが、就学支援金で授業料が免除されれば、24万円ほどまで抑えられます。

日本ウェルネス高等学校

日本ウェルネス高等学校は、週5日・週2日・通学0スタイルからコースを選べる学校です。

「スクーリングの回数はできるだけ少ない方がいい」と考えている方は、スクーリングが年4日の通学0スタイルが最適でしょう。

WEB授業システムを利用すれば、タブレットなどを使って好きなときにいつでも勉強できます。

東京キャンパスは先生が常駐しており、在宅コースでも気軽に相談できる環境です。

入学金 10.000円
授業料 250,000円(10,000円/1単位)※25単位履修の場合
教育充実費 50,000円
年間合計 310,000円

私立高校に対する就学支援金は、1単位あたり12,030円までになります。

日本ウェルネス高等学校の授業料は1単位1万円と高めですが、就学支援金で十分にカバーできる金額です。

ヒューマンキャンパス高等学校

40以上の専門分野が選べ、100職種以上に対応した教育環境を整えているヒューマンキャンパス高等学校。

高校生のうちから、専門的な学習や技術を身に付けたい方におすすめです。

全国3200以上の塾で採用されているAIを用いた学習システム、「ATAMA+」を利用できるのも魅力でしょう。

高校を卒業したらすぐに就職したい!」という方に最適な学校です。

入学金 10.000円
授業料 300,000円(12,000円/1単位)※25単位履修の場合
教科学習費 32,000円
施設費 60,000円
年間合計 402,000円

ルネサンス高等学校

オンラインでのレポート提出やメディア学習など、便利な環境が整っているのが、ルネサンス高等学校の特徴です。

いつでもどこでも授業に参加できるよう、最新のネット学習システムを導入し、映像授業やオリジナル動画で学習を進められます。

指定校推薦が400校というのもポイントで、ゆとりを持って受験に挑みたい方におすすめです。

入学金 50,000円
授業料 250,000円(10,000円/1単位)※25単位履修の場合
施設設備費 20,000円
教育関連諸費 60,000円
年間合計 380,000円

ルネサンス高等学校は、3年間で78単位以上の習得が必要です。

通信制高校は74単位が一般的なので、全日制高校に近い科目数を勉強したい方に向いています。

他にはどんな通信制高校があるのか気になる方は必見! 「偏差値60以上の難関大学を目指せる通信制高校一覧!通信制高校の大学進学は不利?有利?」を参考にしてみてください!

通信制高校の学費が高くなってしまう理由

通信制高校の学費が高くなってしまう理由

通信制高校は全日制高校に通えない子どもに対し、学習機会を与えることを目的として開校されました。

そのため公立高校は年間3〜5万円で通えるよう、学費が低く設定されています。

一方で、サポートや学習の充実度を重視した学校もあり、私立高校はさまざまな特色を持って運営されているのが特徴です。

そのため学費が高くなる傾向があり、場合によっては全日制の私立高校を上回ってしまうことも少なくありません。

ここでは、通信制高校の学費が高くなる原因を追求していきます。

登校回数が多い通信制高校を選択すると、学費は数十万単位であがります。

中でもマンツーマン指導の学校は人件費が高くつくため、生徒の負担が大きくなるのも当然です。

学費を抑えるには通学回数を減らすことが重要ですが、「たまには登校したい」「友だちと関わりたい」という方もいるでしょう。

その場合は週1コースや月2回コースを選択して、出来るだけ学費を抑えるように工夫してください。

オプションコースを選択している

通常の授業に加え、オプションコースを選べる通信制高校があります。

大学進学やスポーツ、製菓など専門的な分野の勉強をすると、やはり教師だけで教えることができません。

プロを招いた授業や教材が必要なコースは、授業料が高くなる傾向にあります。

サポート校を利用している

サポート校を利用している生徒も、授業料が高くなりがちです。

サポート校を簡単にいうと塾のようなもので、学習の遅れがないようサポートしてくれたり、メンタルケアを行ってくれたりします。

しかしサポート校だけで高卒資格はもらえないので、通信制高校とのダブルスクールで学費が二重に必要です。

お金をかけずに高卒資格を得るには、自己管理やメンタル強化が欠かせません。

世帯年収が高く就学支援金が受給できない

世帯年収が高いと、就学支援金を受給できないのがデメリットです。

しかし子どもの人数や共働きかによって、受給できる条件が変わります。

詳しくは、役所の窓口や進学予定の学校に問い合わせてみましょう。

転入のタイミングを間違った

通信制高校は単位制を導入しており、前の学校の単位を引き継げるのがメリットです。

しかし転入のタイミングを間違えると単位を引き継げず、学費が高くなることがあります。

例えば1年生の3学期に転校すると、単位が0の状態で入学したことになり、74単位の費用がかかります。

しかし2年生で転校すれば、1年生で取得した単位が引き継げるので、残りの単位分しか学費がかかりません。

通信制高校への転入や編入を考えている方は、現在持っている単位数を確認することをおすすめします。

高校の学費に困っている方は必見! 「高校の学費が払えない時の対処法!学費を安く高校を卒業するには?」を参考にしてみてください!

全日制から通信制高校へ転入する際の学費の抑え方

全日制から通信制高校へ転入する際の学費の抑え方

全日制から通信制高校へ転入する際、学費をできるだけ抑える方法を紹介します。

高校1年生の途中で転入しない方がいい理由

通信制高校は単位ごとに授業料がかかるので、単位を持っていればそれだけ授業料が安く抑えられるのが特徴です。

全日制高校は学年制を採用している学校が多く、単位をもらえるタイミングは学年最後の3月

途中で退学してしまうと、その年の単位を習得できないまま転校することになります。

つまり1年生の2月に転校してしまうと、1年間のほとんどの授業が終わっているにも関わらず、単位は「0」ということです。

通信制高校へ転入する際は、1年生が終わるタイミングまで待ってから転校することをおすすめします。

取得している単位が多いほど、卒業までの道のりが近くなります。

高校を卒業するには74単位以上の習得が義務付けられていますが、全日制高校は90単位くらいでカリキュラムを組んでいる学校が多いです。

1年生で33単位、2年生で33単位、3年生で25単位というようなイメージです。

そのため1年生を終えて転校すれば残り41単位、2年生を終えて転校すれば8単位と、卒業条件を簡単にクリアできます。

安さだけで選ぶなら公立の通信制高校が最強

安さだけで選ぶなら公立の通信制高校が最強

「できるだけ学費を抑えたい」と考えている人は、公立高校がベストです。

公立の最大のメリットは学費で、卒業まで15万円以内に抑えられます。

しかし強いていえば、学費以外のメリットは正直ありません。

公立高校の仕組みやサポート体制を理解して、自分にとって大切なのは何かをよく考えてみましょう。

各都道府県に1〜3校ほどしかない

通信制高校の学校数は公立が78校、私立が273校と、圧倒的に私立が多いことが分かります。

単純に計算すると公立校は県内で1~3校しかないことになり、地域によってはゼロということもあるでしょう。

公立の通信制高校は地方自治体が運営していることもあり、その地域に住んでいる人しか入学できません。

自宅近くというメリットはありますが、自宅から学校までどのくらいの時間や費用がかかるかを把握しておくことが重要です。

レポート提出や授業がIT化されてない

公立の通信制高校でもレポートを作成して学習を進めますが、オンラインや動画授業に対応していません。

レポートは郵送にて提出し、添削されたレポートは郵送で戻ってきます。

またわからないことは電話や手紙で質問するので、時間がかかり不便です。

職員数が最小限のためサポートが手薄

公立の通信制高校では、最小限の教員数で授業を行っています。

そのためどうしても生徒全員に目を向けることができず、取りこぼされてしまう生徒もいます。

「中学の復習から始めたい」「不登校気味だからメンタルをサポートしてほしい」など、きめ細やかなサポートを望むのであれば、私立の通信制高校がおすすめです。

通信制高校は自由度が高いため、スクーリングが面倒でサボってしまったり、期日までにレポートを提出しなかったりして、卒業までに時間がかかるケースがあります。

卒業までに3年以上かかると、就学支援金が受給できなくなり、授業料が全額負担になるので注意が必要です。

確実に3年で卒業するためには、スクーリング日数が最小限の学校を選んだり、先生との距離が近くきめ細かにサポートを受けられる学校がベターでしょう。

学費の安さで通信制高校を選ぶ際の注意点とは?

学費の安さで通信制高校を選ぶ際の注意点とは?

学費の安さだけで選び、入学したことを後悔する生徒も少なくありません。

ここでは、学校選びに失敗しないポイントを紹介します。

スクーリングにかかる費用を計算する

私立の通信制高校は、全国から生徒を募集している学校がたくさんあります。

自分の行きたい高校を選べるのはメリットですが、スクーリングの交通費が高くなることを覚えておきましょう。

遠方からスクーリングする場合、交通費や宿泊代、食事代もかかります。

また年に2回ともなれば、10万円以上かかってしまうかもしれません。

通学にかかる交通費やスクーリングの場所なども、学費を抑えるための重要なポイントです。

通いたくなる学校か?

通信制高校にはそれぞれの特徴があり、生徒同士の交流が盛んな学校、一人学習が基本で静かな学校、専門的なスキルを得られるなどさまざまです。

自分が好きなことが学べたり、先生が優しくて面白かったら、通い続けたいと思えますよね。

しかし自分に合わない学校だった場合、モチベーションが下がり中退してしまう可能性があります。

学校を選ぶ際には、どんな高校生活が送れるかを考え、決して学費だけで選ばないよう注意しましょう。

通信制高校のメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は是非 「通信制高校に通う5つのメリットデメリット!対策も合わせてご紹介!」を参考にしてみてください!

通信制高校を選ぶなら学費の安さと通いやすさのバランスが重要

通信制高校を選ぶなら学費の安さと通いやすさのバランスが重要

学費の安い通信制高校や、学費が高くなってしまう理由、学校選びで失敗しないポイントについて紹介しました。

私立でも就学支援金制度によって学費を大幅に軽減でき、自分がやりたいこと、いきたい学校を選びやすくなっています。

就学支援金の受給条件は、子どもの人数や世帯年収、学校や地域によって異なります。

まずは志望校を洗い出し、どのくらい支援してもらえるのかを確認してみましょう。

学費の安さは重要ですが、それだけで学校を選ばないよう十分注意して、通いやすさや将来をじっくり考えて選んでください。

他にはどんな通信制高校があるのか気になる方は必見! 「偏差値60以上の難関大学を目指せる通信制高校一覧!通信制高校の大学進学は不利?有利?」を参考にしてみてください!

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