MBA（経営学修士）の資格は、国内でも取得できますが、海外の資格を取得するとさらに活躍の場が広がるメリットがあります。
しかし、海外MBAは経営学の知識だけでなく高い語学力も必要になるため、経営学の勉強に加えて語学学習も効率良く行わなければなりません。
海外MBA取得を目指す際におすすめなのが、対策講座の受講です。
今回は、数ある海外MBA試験対策講座の中から、アガルートアカデミーの講座を紹介します。
海外MBAの取得を目指して講座の受講を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
- この記事でわかること
- アガルートアカデミーの海外MBA試験対策講座の概要
- アガルートアカデミーの海外MBA試験対策講座の口コミ・評判
- アガルートアカデミーの海外MBA試験対策講座の特徴と受講するメリット
- アガルートアカデミーの海外MBA試験対策講座を受講する流れ・料金
海外MBAとは？難易度や国内MBAとの違い、メリット・デメリットについて解説
アガルートの海外MBA試験講座は2コース
アガルートアカデミーの海外MBA対策講座は、以下の2コースです。
- GMAT対策講座
- TOEFL iBT®集中講座
まずは、それぞれの講座の違いや概要を解説します。
①GMAT対策講座
アガルートアカデミーのGMAT対策講座は、GMAT公式問題集（Official Guide）を使用して試験対策ができる講座です。
GMATはTOEFLよりも難易度が高く、全受験者が対象となるためネイティブスピーカーの受験生もいる中で試験を突破しなければなりません。
アガルートアカデミーのGMAT対策講座は、GMATの公式問題集を用いて、とくに日本人の苦手なVerbal分野の得点力アップを図ることができる内容になっています。
基礎講義から実践的な問題演習にいたるまで幅広く対策可能です。
質問回数も無制限かつ、講義動画は倍速再生にも対応しているため、隙間時間を活用して効率良く学習を進めることができます。
②TOEFL iBT®集中講座
アガルートアカデミーのTOEFL iBT®集中講座は、海外MBA取得を目指す上でもっともポピュラーな試験の対策講座です。
多くの大学院留学受験の際に得点の提示が求められる試験で、高得点を取っていると海外MBAはもちろん、外資系の国内企業への就職・転職活動でも有利に働きます。
アガルートアカデミーの対策講座では、英語の読解力に加え、ネイティブ講師による英語での解説も受けられるため聴解力が身につくのも特徴です。
講座はすべて英語で進行するため、TOEICテストで700点以上取得している英語中級～上級者向けの講座内容となっています。
※2024年3月現在、Speakingセッション・Writing添削オプションの新規受付を停止しています。
アガルートの海外MBA試験講座の口コミ・評判
国内MBA受験で予備校通ったかという話、一橋の友人から聞く限り、独学:予備校の割合は1:1。予備校で多かったのは河合とアガルート。…
— ミータソ@スタートアップ会計士 (@DeadFinanceCXO) September 5, 2023
KALSやアガルートのMBA合格者数を見てうわぁすご…ってなってる。これからもきっと倍率上がるだろうし今年滑り込めたのは本当に運が良かったんだな🫠
— あん (@choichoayo) March 20, 2023
アガルートアカデミーの海外MBAは、まだ開講後間もないことから受講経験者の口コミや評判は見つかりませんでした。
アガルートアカデミーの海外MBA対策講座は、他社と比べて費用が安く済むメリットもあるため、他社講座受講中の要点カバーや独学との併用などに適しているのも特徴です。
また、アガルートアカデミーは国内MBA講座受講生の合格実績が高く、今後海外MBA講座受講生の合格者が出てくれば評判も高くなるでしょう。
アガルートの海外MBA試験講座を受講するメリット
国内MBA対策講座の実績が豊富なアガルートアカデミーですが、海外MBA対策講座にはどのような特徴があるのでしょうか。
海外MBA試験では英語力も問われるため、MBAの試験対策に加えて、語学の壁を突破するための工夫や対策がある講座を受講することが大切です。
ここからは、アガルートアカデミーの海外MBA対策講座を受講するメリットや、講座の特徴を紹介します。
海外MBA受講に必要なTOEFL iBT®のハイスコア獲得の対策ができる
海外MBA挑戦に必要なTOEFL iBT®のハイスコアを伸ばすための対策ができることが、アガルートアカデミーの海外MBA講座のメリットです。
海外MBAに挑戦する際は、非英語圏からの出願者はTOEFL iBT®のハイスコアを提示する必要があります。アメリカやイギリスの難関校では、GMATのハイスコアも提示しなければなりません。
■志望校ごとの必要なハイスコア基準
| TOEFL iBT® | GMAT | 学校例 | |
|---|---|---|---|
| 最難関校 | 100点以上 | 700点以上 | 【アメリカ】ハーバード大学、スタンフォード大学 【イギリス】オックスフォード大学、ロンドンビジネススクールなど |
| 難関校 | 80～100点以上 | 650点以上 | ボストン大学、南カリフォルニア大学など |
| 上位校 | 80～90点以上 | 600点以上 | サンフランシスコ大学、アリゾナ州立大学など |
| 中堅校 | 80点以上 | 550点以上 | カリフォルニア州立大学イーストベイ校、クラーク大学など |
TOEFL iBT®の満点は120点、GMATの満点は800点です。
上記はあくまで目安であり、いわゆる足切りが行われる得点の基準とされています。年度によって異なる場合もあるため、可能な限りハイスコアを伸ばすことが重要です。
アガルートアカデミーのTOEFL iBT®対策講座は、ハイスコア更新に欠かせない聴解力が鍛えられるよう、ネイティブ講師による英語解説が聞けるカリキュラムとなっています。
GMATの解説を日本語でチェックできる
海外MBA挑戦には、TOEFL iBT®だけでなくGMATのハイスコアも求められます。ネイティブスピーカーの受験生も多くいるGMAT試験の対策を、日本語の解説付きでできる点がアガルートアカデミーのメリットです。
GMAT試験は、非英語圏だけでなく英語圏の受験生も多くいる中で高得点を出すことが求められます。
そのため、TOEFL iBT®試験よりも難易度が高いとされており、日本人が苦手な英語の論理的理解力を測定するVerbal分野の対策が、ハイスコア獲得を左右するカギです。
アガルートアカデミーのGMAT講座は、初学者から700点以上のハイスコアを目指す人まで幅広く対応しており、もちろんVerbal分野で高得点を取るための対策も充実しています。
GMATの公式問題集を効率的に進めるためのアドバイスが受けられる
アガルートアカデミーの海外MBA対策講座では、GMATの公式問題集を使って効率良く学習を進めるためのアドバイスが受けられるメリットがあります。
GMATの全体を体系的に学ぶ基礎講義から、公式問題集を用いて実践演習にチャレンジする日本語での解説講義まで、GMATへの挑戦が初めてでも取り組みやすいカリキュラムです。
講義動画はオンラインで配信されているため、倍速視聴や音声再生などもでき、隙間時間を活用して少しでも多く勉強時間を確保したい方にも適しています。
また、オンライン質問サービスのKIKERUKUNが回数無制限で利用できるのも特徴です。学習中に疑問点が出ても質問できる環境で、サポートを受けながら安心して学習に取り組むことができます。
海外MBA対策に必要な動画を何度でもチェックできる
アガルートアカデミーの海外MBA対策講座には、講義動画を視聴期限内であれば何度でも繰り返しチェックできるメリットもあります。
対面講義やオンラインのリアルタイム講義では、授業中に質問ができるなどの利点がある反面、授業を繰り返し振り返って見直すことはできません。
アガルートアカデミーの海外MBA対策講座の動画は、繰り返し視聴できるため、気になったところに戻ったり、理解できている講義を進めたりして効率良く学習できます。
リアルタイム講義のスピード感についていくことに不安がある方や、自分の好きなタイミングで講義動画を視聴したい方には、アガルートアカデミーの海外MBA対策講座がおすすめです。
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アガルートの海外MBA試験講座の料金
アガルートアカデミーの海外MBA試験講座の受講にかかる料金は以下の通りです。
| 受講料金 | 動画視聴期限 | 総講義時間 | |
|---|---|---|---|
| GMAT®対策講座 | 87,780円 | 180日間 | 約22.5時間 |
| TOEFL iBT®集中講座 | 講義・テキストのみ：54,780円 Speakingセッション＆Writing添削付：164,780円 ※現在は講義・テキストコースのみ新規受付 |
365日間 | 約18時間 |
海外MBA対策講座の多くが20万円～50万円の受講料が必要になるのに対し、アガルートアカデミーはどちらのコースも10万円以下で受講できます。
オプション不要でシンプルな講義動画が見たい方や、隙間時間を活用して学習に取り組みたい方にもおすすめです。
基礎的な英語力を磨きたい方は、アガルートアカデミーのTOEIC講座を並行して受講するのも良いでしょう。
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アガルートの海外MBA試験講座を受講する流れ
アガルートアカデミーの海外MBA講座は2種類ありますが、具体的にどのようにして受講すれば良いのか、手続きの流れについて解説します。
希望の講座がすでに決まっている場合は、申し込み手続きをホームページから行えば、手続き完了後すぐに講義動画を視聴スタートすることが可能です。
受講すべきか迷っているときや、どの講座を受講すれば良いかわからないときは、受講相談や無料体験を活用すると良いでしょう。
【Step1】無料の受講相談をする
無料の受講相談を通じて、どの講座を受講すべきか相談した上で、受講する講座を判断するのもおすすめです。
無料の受講相談では、現状の英語力や将来的なビジョンを踏まえて、必要な講座がどれかをアドバイスしてもらうことができます。
公式サイトのメールフォームから相談できるほか、受講を検討している講座の種類によっては、電話やZoomでの相談も可能です。
例えば、海外MBA講座はメール相談のみの対応ですが、国内MBA講座の受講を検討している場合は電話・Zoom相談の対象となります。
【Step2】無料体験・資料請求で実際の講義サンプルを見てみる
無料相談で受講する講座がある程度絞り込めたら、無料体験や資料請求を通じて、実際の講義サンプルを確認しましょう。
無料の会員登録を済ませれば、テキストサンプルが確認できるほか、実際の講義動画のサンプルが視聴できる講座もあります。
無料体験は、テキストサンプルが郵送で確認できる講座もありますが、申し込み後すぐ確認したい場合はデータをダウンロードしてチェックすることも可能です。
また、講義動画のサンプルは無料体験の申し込みから20日間視聴できるため、時間をかけて受講するか判断したい方にも適しています。
受講後に想像していた講座内容ではなかったことが分かるなど、ミスマッチを回避するためにも申し込む前に無料体験受講を活用しましょう。
【Step3】希望の講座に申し込む
受講する講座が決定したら、希望の講座で申し込み手続きを行います。
申し込み手続きは、受講したい講座のページからオンライン手続きで購入できるのでスムーズです。クレジットカード決済のほか、コンビニ支払いや銀行振込にも対応しています。
ただし、未成年が申し込む場合は両親などの法定代理人による同意書の記入が必要です。同意書は、記入後に郵送で送付する必要があるため、受講を開始したいタイミングがある場合は余裕をもって申し込みましょう。
クレジットカード決済であれば、決済完了後すぐに受講を開始することができます。そのほかの決済方法の場合は、入金確認が取れ次第の受講スタートとなる点に注意してください。
【Step4】受講を開始する
申し込み手続きと決済が完了したら、いよいよ受講スタートです。
動画講義であれば、決済完了次第すぐに視聴を開始することができます。また、テキストの送付を待つ時間が惜しい場合には、テキストをダウンロードで確認できるようになるため、活用すると良いでしょう。
ただし、GMAT試験対策講座を受講する場合、GMATの公式問題集は自力で準備しておく必要があるため注意してください。事前に公式問題集を入手してから申し込み手続きを行えば、スムーズに受講をスタートできます。
海外MBA挑戦前に講座を受講すべき理由
海外MBAに挑戦する前に、試験対策講座を受講すべき理由は以下の3点です。
- ビジネス英語を独学で身につけることが難しい
- 英語ができるだけでは試験が突破できない
- 海外MBA留学までのスケジュール管理が大変
それぞれの具体的な理由や、海外MBA試験対策講座を受講する場合としない場合の違いについて解説します。
理由①ビジネス英語を独学で身につけることが難しい
海外MBA挑戦前に試験対策講座を受講すべきなのは、ビジネス英語を独学で身につけることが難しいことが理由です。
ビジネス英語は日常会話とは異なり、専門用語や独特な言い回しなど、専門的な英語の学習を進めていかなければ身につけることができません。
とくに、普段仕事をしている傍らで海外MBA挑戦に向けて仕事と勉強を両立したいと考えている場合は、より効率良く学習を進めていく必要があります。
海外MBAに挑戦する前に、対策講座を受講して実際の試験で出題される問題に触れ、ビジネス英語の理解度や聴解力アップを図ることが大切です。
理由②英語ができるだけでは試験が突破できない
英語をネイティブスピーカーレベルで話せるようになるだけでは、試験突破が難しいのも海外MBA試験対策講座をおすすめする理由の1つです。
海外MBA試験では、ハイレベルな英語力があることをベースとして、経営学に関する問題が出題されます。
また、実際のMBA課程では、ディスカッションやプレゼンテーションなども行わなければなりません。
海外MBAでは、英語ができることは基本であり、経営学に関する深い知識や理解、論理的読解力・論述力が課程を修められるかを左右するポイントです。
そのため、英語の学習だけに終始するのではなく、出題意図の読み取り方や問題の解説が聞ける講座を受講して論理的思考を身につけなければ、試験突破や課程修了は難しくなるでしょう。
理由③海外MBA留学までのスケジュール管理が大変
海外MBA留学に向けてのスケジュール管理が大変なのも、講座の受講をおすすめする理由です。試験対策講座を受講すれば、試験に向けての勉強計画が立てやすくなるため、スケジュール管理が容易になります。
海外MBA留学は、志望校によって受験しなければならない試験や合格ラインが異なるため、複数校受験する場合は受験スケジュールの管理が課題です。
一般的には、TOEFL試験の勉強に800～1,000時間、さらにGMAT試験対策に300～500時間程度の勉強が追加で必要になります。
また、奨学金を利用して海外MBA留学を行う場合は、推薦状を取得しなければなりません。推薦状取得後は翻訳を行い、奨学金を申し込み、海外MBA志望校の出願をするなど、さまざまな工程を経る必要があります。
そのため、スケジュール管理の負担を軽減するためにも、試験勉強のスケジュール管理は対策講座を受講して講座内で行えるようにしておく方法がおすすめです。
アガルートの海外MBA試験講座を活用して合格を目指そう
アガルートアカデミーの海外MBA試験講座は、開講後間もないため実績は公表されていません。
しかし、国内MBA試験対策講座の実績が高く、2022年度には80名の合格者を排出しています。国内MBA講座で培われた指導実績が海外MBA講座に反映されているため、今後実績が伸びていくことが予想されます。
GMATの公式問題集の解説を受けたい方や、TOEFL iBT®に備えて英語の聴解力を高めたい方は、アガルートアカデミーの海外MBA試験講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。
