東京都の通信制高校・サポート校一覧|偏差値・費用・支援制度から学校選びをサポート

東京都には公立・私立の通信制高校やサポート校が173校あり、 通学型・オンライン型など学習スタイルもさまざまです。(2026年時点)
参照: 文部科学省データ

また、東京都は23区、多摩地域、島しょ部とエリアが広く、居住地によって通学距離や通学手段、学校の選択肢に違いが生じやすい地域です。

一方で、鉄道網が発達していることから通学しやすい学校が多い反面、毎日の登校が精神的・体力的な負担になるケースも少なくありません。

そのため、通学頻度を調整できる通信制高校や、自宅学習を中心に進められるサポート校は、東京都において現実的で柔軟な進路の選択肢となっています。

この記事では、東京都で通信制高校・サポート校を検討している方に向けて、学費の目安や利用できる支援制度、学校選びのポイントを分かりやすく解説します。

数多くの選択肢の中から、自分の生活環境や学習状況に合った進路を見つけるための参考にしてください。

東京都の通信制高校・サポート校の学費

公立(都立)通信制高校

東京都の公立(都立)通信制高校の学費は、年間およそ2万円〜5万円が相場です。

授業料は履修する単位数に応じて決まる仕組みとなっており、全日制高校と比べても学費負担を抑えやすい点が特徴です。

東京都立高等学校の通信制課程における主な費用は以下の通りです。

項目 通信制課程 全日制
入学料 500円 5,650円
授業料 1単位:336円 年額:118,800円

引用:東京都教育委員会「都立高等学校、中等教育学校(後期課程)の授業料・入学料及び特別支援学校高等部の授業料について

公立通信制高校では「履修単位数×授業料」で年間学費が決まるため、必要最小限の履修で費用を抑えられます。

ただし、授業料とは別に教科書代や教材費、実習費がかかる場合がある点には注意が必要です。

私立通信制高校

東京都の私立通信制高校の学費は、年間およそ40万〜90万円が目安です。

私立通信制高校では、授業料に加えて施設費やサポート費が含まれることが多く、学校やコースによって費用差が大きくなります。

費用項目 内容例 ポイント
年間学費相場 約25万〜80万円 サポート内容により差が大きい
学習スタイル 通学型・オンライン併用 通学頻度によって費用が変動

東京都内には通学型キャンパスを持つ私立通信制高校が多く、日常的な学習フォローや進路指導を重視した体制が整えられている学校も少なくありません。

一方で、オンライン中心のコースを選ぶことで、通学負担と費用を抑えられるケースもあります。

国の高等学校等就学支援金制度を利用すれば、条件を満たす場合は授業料の一部が軽減されます。

学費を比較する際は、表示金額だけでなく、就学支援金適用後の実質的な自己負担額や、サポート内容とのバランスを確認することが重要です。

東京都で通信制高校・サポート校に通う際に利用できる支援制度

東京都で通信制高校・サポート校に通う場合でも、国や東京都が実施する支援制度を活用することで、学費や教育費の負担を軽減できる可能性があります。

通信制高校は公立・私立を問わず公的な就学支援制度の対象となっており、一定の条件を満たせば授業料や教育費の補助を受けることができます。

ここでは、東京都で通信制高校に通う際に利用できる主な支援制度について解説します。

授業料への支援(高等学校等就学支援金制度)

東京都で通信制高校に通う場合、国の「高等学校等就学支援金制度」や「私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金」を利用することで、授業料負担を軽減できる可能性があります。

この制度は一定の所得要件を満たす世帯を対象に、授業料相当額を国が支給する仕組みです。

通信制高校も制度の対象となっており、公立・私立の通信制高校の在籍生徒が利用できます。

制度名 高等学校等就学支援金制度 私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金
対象 通信制高校在籍者 私立の通信制高校在籍者
所得目安 世帯年収 約910万円未満 所得に応じて助成額が変動
支給額の目安 1単位:336円(上限30単位) 所得に応じて助成額が変動

引用:東京都教育委員会「高等学校等就学支援金事業について」、東京都生活局「私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金(都の制度)

就学支援金は在籍校を通じて申請する制度のため、入学前に支給対象となるか、自己負担額はいくらになるかを確認しておくことが重要です。

なお、制度内容や所得基準は年度ごとに見直される場合があるため、最新情報を必ず確認しましょう。

授業料以外の教育費への支援(高校生等奨学給付金)

授業料以外の教育費については、返済不要の給付型支援制度を利用できる場合があります。

東京都では、高校生等奨学給付金制度により、教科書代や学用品費などの教育費負担を軽減する取り組みが行われています。

この制度は授業料を対象としないため、就学支援金と併用できる点が特徴です。

対象区分(通信制課程) 支給額
生活保護(生業扶助)受給世帯 32,300円
住民税非課税世帯 50,500円

引用:東京都教育委員会「東京都国公立高等学校等奨学のための給付金事業のお知らせ

高校生等奨学給付金は返済不要の給付型制度であり、通信制高校に在籍している場合でも条件を満たせば利用できます。

申請時期や必要書類は年度ごとに異なるため、在籍校や東京都の公式案内を必ず確認してください。

これらの支援制度を正しく理解し活用することで、私立通信制高校やサポート校を含めた進路の選択肢を広げることにつながります。

東京都で通信制高校・サポート校を選ぶポイント

東京都は通信制高校・サポート校の数が非常に多く、選択肢が豊富である一方、学校ごとの違いが分かりにくくなりやすい地域でもあります。

東京都で通信制高校・サポート校を選ぶ際は、通学のしやすさ、学習スタイルの比重、支援内容と費用のバランスを多角的に確認することが重要です。

ここでは、東京都ならではの環境を考慮した学校選びのポイントを解説します。

路線網を踏まえた通いやすさで検討する

東京都で通信制高校を検討する際は、「どの路線で、どの施設に通うのか」を具体的に想定することが欠かせません。

通信制高校では、本校以外に「面接指導等実施施設(スクーリング会場)」や「学習等支援施設(サポート校など)」が設置されることがあります。

文部科学省のガイドラインでは、学校はこれらの施設の所在地や役割を学則に記載し、公表することが義務付けられています。

東京都は鉄道・地下鉄・私鉄が密集している一方で、乗り換え回数や通勤ラッシュの影響によって体感的な通学負担が大きく異なる地域です。

そのため、「都内にキャンパスがあるか」ではなく、自宅から無理なく通える沿線・駅にスクーリング会場があるかを基準に確認することが重要です。

特に、単位修得に必須となるスクーリングがどの施設で行われるのかを事前に把握しておきましょう。

参照:文部科学省「高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン

登校型・在宅型の比重から選ぶ

通信制高校では、学習の進め方における「登校」と「自宅学習」の比重が学校ごとに異なります。

文部科学省は、インターネットなどの多様なメディアを活用した学習を計画的に行うことで、面接指導(スクーリング)時間の一部を免除できると定めています。

この制度をどの程度活用しているかによって、年間の登校回数や通学頻度には大きな差が生まれます。

東京都には、週に複数回通うスタイルの学校から、年数回の集中スクーリングを中心とする学校まで、幅広い選択肢があります。

また、毎日通う「通学コース」は、正規の教育課程ではなく学習等支援施設(サポート校)での活動に該当する場合もあります。

単位修得に必要な登校なのか、学習・生活リズムを整えるための登校なのかを区別したうえで、自分に合った比重を選びましょう。

参照:文部科学省「「令和の日本型学校教育」の実現に向けた通信制高等学校の在り方に関する調査研究協力者会議

私立校の支援内容と費用内訳を見極める

東京都は私立の通信制高校やサポート校が非常に多く、支援内容の幅も大きい地域です。

私立通信制高校では、学習フォロー、進路指導、メンタル面のサポートなどが充実している学校も多く見られます。

一方で、文部科学省のガイドラインでは、「通信制高校の授業料」と「サポート校が独自に行う活動の費用」を明確に区別して説明することが求められています。(参照:文部科学省ガイドライン)

特に東京都では、サポート校費用が別途発生するケースも多いため、表示されている学費だけで判断するのは注意が必要です。

国の高等学校等就学支援金を利用することで授業料負担が軽減される場合がありますが、支援金適用後の実質的な総額で比較することが重要です。

学費の安さだけでなく、どのような支援をどこまで受けられるのかを含めて、総合的に判断しましょう。

東京都の通信制高校・サポート校の卒業後

大学・専門学校への進学

東京都の通信制高校を卒業すると、全日制高校と同様に大学・短期大学・専門学校への進学が可能です。

通信制高校は学校教育法に基づく正規の高等学校課程であり、卒業時には大学受験資格が付与されます。

東京都は大学・短期大学・専門学校の数が全国でも多く、進学先の選択肢が非常に幅広い地域です。

政府の学校基本調査による東京都の通信制高校からの進学率は以下になります。

進学先 東京都 全国
大学等 24.8% 28.6%
専門学校 24.7% 22.1%

参照:e-Stat「学校基本調査(高等学校 通信制課程 卒業後の状況)

通信制高校からの進学では、一般入試に加えて、推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)を利用するケースも多く見られます。

進学を希望する場合は、在学中に以下の点を確認しておくことが重要です。

  • 大学・専門学校への進学実績があるか
  • 小論文・面接・志望理由書などの対策支援があるか
  • 指定校推薦や内部進学制度の有無

東京都内の通信制高校やサポート校の中には、進学専用コースや個別指導体制を整えている学校もあり、進学重視の生徒にとって選択肢が豊富です。

就職

東京都の通信制高校からの就職率は、上述の学校基本調査では19.4%で全国平均の14.1%より多いです。

通信制高校では、在学中からアルバイトや仕事と両立しながら学ぶ生徒も多く、卒業後すぐに社会に出る進路を選ぶケースも珍しくありません。

東京都は首都圏の中心であり、サービス業・IT・物流・医療福祉・販売職など幅広い業種の求人が集まりやすい地域です。

学校によっては、以下のような就職支援を行っている場合があります。

  • 履歴書・エントリーシートの書き方指導
  • 面接練習や模擬面接の実施
  • ハローワークや企業と連携した就職サポート

特にサポート校を併用している場合は、生活面やコミュニケーション面の支援を受けながら就職準備を進められる点が特徴です。

卒業後の進路を見据えて、進学と就職の両方に対応できる支援体制が整っているかを学校選びの基準にすることが大切です。

東京都の通信制高校・サポート校に関するQ&A

東京都の通信制高校は高校卒業資格を取得できますか?

はい、東京都の通信制高校を卒業すると、全日制高校と同じ高校卒業資格を取得できます。

通信制高校は学校教育法に基づく正規の高等学校課程として認められており、卒業時には大学受験資格も付与されます。

そのため、卒業後の進学や就職において、学歴上の扱いに違いはありません。

東京都の通信制高校は不登校経験があっても入学できますか?

不登校経験があっても入学できる通信制高校は多くあります。

文部科学省の調査によると、通信制高校在籍者の約半数以上が不登校経験を持つとされています。(参照:文部科学省調査データ)

東京都内の通信制高校やサポート校では、登校頻度を抑えた学習や個別対応を行っている学校も多く、不登校経験がある生徒でも学び直しやすい環境が整っています。

東京都の通信制高校は毎日通学する必要がありますか?

毎日通学する必要はありません。

通信制高校では、単位修得に必要なスクーリング(面接指導)のみ登校する形が基本です。

東京都内の通信制高校では、月数回の登校や、年数回の集中スクーリングで単位を修得できる学校もあります。

また、毎日通学する「通学コース」は、正規の教育課程ではなく、サポート校などの学習支援サービスに該当する場合があるため、目的に応じて選びましょう。

東京都で受けられる支援制度は通信制高校でも利用できますか?

条件を満たせば、通信制高校でも国や東京都の支援制度を利用できます。

通信制高校は「高等学校等就学支援金制度」の対象です。

また、授業料以外の教育費については「高校生等奨学給付金」などの給付型支援制度を利用できる場合があります。

支援制度の内容や申請条件は年度ごとに変更されることがあるため、入学前に最新情報を確認することが重要です。

通信制高校とサポート校の違いはなんですか?

通信制高校は高校卒業資格を取得できる学校で、サポート校は学習や生活面を支援する教育施設です。

  • 通信制高校:単位修得・卒業資格を付与
  • サポート校:学習支援・生活支援・進路支援を担当

サポート校単体では高校卒業資格を取得できないため、通信制高校と併用して通うケースが一般的です。

東京都の通信制高校は途中から転校・編入できますか?

途中からの転校や編入が可能な通信制高校は多くあります。

全日制高校・定時制高校・他の通信制高校からの転校や編入も制度上認められています。

以前に修得した単位を引き継げる場合もあるため、在籍状況に応じて早めに学校へ相談しましょう。

親だけで相談・資料請求をしても問題ありませんか?

保護者のみで相談や資料請求を行っても問題ありません。

東京都では学校数が多く進路選択に迷いやすいため、まずは保護者が情報収集を行うケースも一般的です。

資料や情報を整理したうえで、子ども本人と一緒に進路を検討する流れがおすすめです。

ウェルカム通信制高校の活用提案

東京都で通信制高校・サポート校を検討する際は、学校情報を横断的に比較できるサービスを活用することが、後悔のない進路選択につながります。

東京都は通信制高校・サポート校の数が非常に多く、通学型・オンライン型・ハイブリッド型など学習スタイルも多様です。

その一方で、学費体系やスクーリング回数、支援内容が学校ごとに大きく異なるため、個別に調べて比較するのは大きな負担になりがちです。

ウェルカム通信制高校では、東京都で通学・オンライン受講が可能な通信制高校・サポート校を一覧で比較することができます。

学費の目安、通学頻度、オンライン対応の有無、就学支援金の対象可否など、進路選択に必要な情報を同じ基準で確認できるため、条件の整理や学校の絞り込みがしやすい点が特徴です。

また、複数校への資料請求を一括で行えるため、学校説明会や個別相談に進む前の情報収集段階でも効率よく比較検討を進められます。

東京都では「通いやすさ」「学習スタイル」「学費負担」のバランスが学校選びの満足度を左右しやすいため、早い段階で条件を整理することが重要です。

ウェルカム通信制高校を活用し、自分やお子さまの生活環境・学習状況に合った学校を見つけることで、無理のない進路選択につなげてください。

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