通信制高校から総合型選抜(AO入試)を受けられる?大学進学に強い通信制高校を紹介 更新時間 2024.09.11
通信制高校は全日制高校のような試験はなく、入学することができる高校です。
世間的に見ると通信制高校から大学進学をすることは厳しい印象がありますが、実際大学進学している通信制高校生は多数存在します。
今回はAO入試のある通信制高校について解説していきます。
AO入試はアドミッションズ・オフィスの略称で、学業だけでなく小論文や面接で入学の合否を決定します。
通信制高校の場合、全日制高校とは違うカリキュラムで高校生活を送っているので、影響が無いか心配になる生徒もいます。
AO入試は通信制高校でも受けることができますし、当然合格している人もいます。
これからAO入試のある通信制高校を細かく紹介するので、AO入試で大学進学を目指したい人は参考にしてください。
大学進学に強い通信制高校を厳選紹介!AO入試対策も万全
これからAO入試だけでなく、大学進学に強い通信制高校を紹介します。
通信制高校は全日制高校より通学日数が少ないので、一見大学進学が難しく見えますが、大学進学に特化した通信制高校も存在します。
大学進学に強い通信制高校
- 一ツ葉高等学校
- ルネサンス高等学校
- 飛鳥未来高校
通信制高校によって強い分野が異なりますが、進学に力を入れている通信制高校は充実した学習サポートを受けることができるので、全日制高校に劣らない学習をこなすことができます。
通学日数が全日制高校より少ない通信制高校ですが、通学日数関係なく学習能力を向上させることができます。
一ツ葉高等学校の大学進学コースは充実した受験対策ができるからおすすめ!
一ツ葉高等学校は大学進学コースというものを設けており、毎年多くの難関大学合格者を出しています。
全日制高校と違い1人1人に合った学習プログラムを組んでくれるので、勉強についていけなくなることもありません。
各教科の専門講師が在籍しており、少人数指導で受けられるので合格率がぐっと上がります。
AO入試も柔軟に対応してくれるので、大学進学を考えている生徒におすすめの高校です。
入学できる都道府県 | 47都道府県 |
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制服 | あり |
スクーリング | あり |
クラブ活動 | あり |
ルネサンス高等学校は進学コースを提供!個別指導で学習できるからおすすめ
ルネサンス高等学校は多彩なコースを提供しており、大学進学したい人は通学コースがおすすめです。
通学コースといっても週3日通うだけなので、全日制高校のように平日毎日登校する必要はありません。
個別指導によって基礎学力を高めたり、進学を目指したりできるコースなのでおすすめです。
ルネサンス高等学校は学業だけでなく、専門的に必要なスキルも取得できるので一般大学でない大学を目指そうと考えている人にも対応できます。
海外留学コースもあるので、今後海外の学校に進学したいと考えている人におすすめです。
入学できる都道府県 | 全国から入学可能 |
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制服 | あり 着る人を選ばないシックなカラーのブレザースタイル |
スクーリング | あり |
クラブ活動 | あり |
飛鳥未来高校の進路決定率は93.4%!姉妹校に優先入学ができる
飛鳥未来高校は進路決定率が高く短大・専門学校の進学もしっかりサポートしている通信制高校です。
飛鳥未来高校は姉妹校があるので、姉妹校に入学したい場合優先入学が可能となっています。
姉妹校には一般大学・短大・専門学校とあるので、多彩なジャンルから自分の進路を決断することができます。
個別サポートもしっかり受けられるのでとにかく進学を目指したいという人におすすめです。
入学できる都道府県 | 北海道、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県 |
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制服 | あり 希望者のみ |
スクーリング | あり |
クラブ活動 | あり |
通信制高校でもAO入試を受けられる
通信制高校だからといってAO入試できないということはありません。
通信制高校は全日制高校より学習カリキュラムが甘いのは事実ですが、生徒の進路によって柔軟にカリキュラムを組むことができるので受験に特化した学習プログラムを組むことも可能です。
通信制高校は生徒の将来によって柔軟に対応してくれるので、場合によっては全日制高校より親身になって対応してくれます。
AO入試は学校によって評価を決める訳ではないので、自分の実力をしっかり伸ばせる通信制高校を選んで進学しましょう。
通信制高校によっては指定校推薦もある
通信制高校によって状況が異なりますが、指定校推薦を受けることもできます。
指定校推薦は通信制高校によって内容が違うので、指定校推薦を受けたい人は通信制高校に進学する前に学校内容を細かく把握しておきましょう。
通信制高校でも大学進学は可能!ひとりひとりの生徒を大切にしてくれるから安心
通信制高校でも大学進学することはできます。
通信制高校は生徒1人ひとりに合った学習カリキュラムを組んでくれるので、全日制高校には無い強力サポートを受けることができます。
大学進学に特化しているコースもあるので、色々な通信制高校を見て判断しましょう。
通信制高校はサポート力が強い
高卒認定を自分でとって大学進学することも可能ですが、通信制高校に通いながら大学進学を目指す方が合格率は高くなります。
高卒認定を自力で取得し大学進学を目指す場合、自分で学習カリキュラムを組み立て管理する必要がありますが通信制高校の場合先生たちが全てカバーしてくれます。
精神的にもフォローしてくれるので、心強い存在です。
通信制高校に通えない断固たる理由がある人以外は、通信制高校に通って大学進学を目指しましょう。
通信制高校は学習進行度を把握してくれる
通信制高校は生徒によって学習進行度を把握してくれているので、全日制高校のように置いてけぼりになることはありません
高卒認定を取得して1人で進学を目指すより、充実したサポートを受けながら進学を目指す方が精神的にも楽になります。
通信制高校は相談対応や生徒たちの目標をしっかりサポートしてくれる体制を取っているので1人でするより合格率が格段に上がります。
AO入試で通信制高校は不利になる?大学側が重視しているのは生徒の能力
AO入試で通信制高校は不利になるのかについてですが、大学側が出身高校で合否を決めることはありません。
大学側が求めているイメージにどれだけ合っているか、学業以外の能力で秀でているところがあるのかというポイントが大切になってきます。
大学によって高校時代の評定が不要なところもあるので、高校生活であまりアピールすることのない生徒でも心配ありません。
どこの高校出身者でも平等に評価してくれる
大学側はどこの高校出身者かということより、受験生の持っている能力を重視して見るので、通信制高校だからといって不利な評価を与えることはありません。
どの高校出身者でも、個人能力の評価が高ければ合格しますし大学側が希望している基準値に満たして居ない場合は不合格となります。
自分の努力次第で合格できるので、AO入試で大学進学を考えている人は目標に向かっって頑張りましょう。
AO入試に一番大事なのは熱意
AO入試に一番重要なのは熱意です。
どうして大学進学を選んだのか、AO入試で進学する理由を明確にしておきましょう。
AO入試内容のケアは通信制高校がしっかり対応してくれるので、進学したい熱意を先生に伝えてサポートしてもらいましょう。
通信制高校から総合型選抜(AO入試)で大学進学を目指すメリット
AO入試のある通信制高校はありますし、通信制高校でも大学進学を目指すことは可能です。
しかし、通信制高校で大学進学を目指すデメリットも存在します。
これから通信制高校で大学進学を目指すメリット・デメリットを詳しく紹介していくので参考にしてください。
通信制高校から総合型選抜(AO入試)で大学進学を目指すメリットについていくつかご紹介します。
- 自分のペースで通学や学習できるからストレスがかからない
- 学力が低くても合格を目指せる
- 特技や得意なことを活かせる
- 高い評定平均を活かせる
- 上位大学に合格する可能性がある
自分のペースで通学・学習できるからストレスがかからない
通信制高校は自主性の強い学習カリキュラムを組んでいるので、自分のペースで進めることができます。
各生徒によって独自の学習プランを組んでくれるので、自分の頑張り次第で受験対策をしっかりおこなうことができます。
受験に対する不安も気軽に相談に乗ってくれるので、全日制高校より丁寧な対応を受けることが可能です。
学業以外で忙しい人でも、プランをうまく組んでくれるのでしっかり目標に向き合うことができます。
学力が低くても合格を目指せる
総合型選抜では、一般的な筆記試験がないことが多いです。
総合型選抜は、応募書類や面接、小論文、プレゼンテーションなどで選抜される試験です。
応募者の学力以外の能力も評価されるため、学力に自信がない生徒でも大学進学のチャンスがあります。
個々の生徒の個性や独自の経験、将来に対する熱意などが重要視されます。
学力だけがすべてではありません。
特技や得意なことを活かせる
総合型選抜は、学生が持っている特技や趣味などが評価ポイントの1つです。
通信制高校に在籍している学生は、全日制の学生と比べて、毎日学校に通学する必要がありません。
全日制の学生と比べ、自分の好きなことに使える時間が豊富にあります。
得意分野での実績や資格の取得、活動への参加などが有利に働くことがあります。
大学進学のアピールポイントとして活用可能です。
高い評定平均を活かせる
通信制高校では、評定平均を取りやすい学校もあります。
日々の課題やレポートの提出や、試験などをしっかりと受けることで高い評定平均を維持できる場合があるからです。
評定平均を高くすることで、AO入試でのアドバンテージになり得ます。
高い評定平均は、大学入試での評価材料として活用できます。
上位大学に合格する可能性がある
総合型選抜では、上位大学に合格するチャンスもあります。
総合型選抜では一般の入試とは異なり、学力以外の面で学生が評価されます。
学力だけではなく、経験や意欲などアピール可能です。
したがって、通常の入試では手が届かないかもしれない上位大学へ入学できる場合もあります。
将来的なキャリアにも大きな影響を与えることになります。
通信制高校から総合型選抜(AO入試)で大学進学を目指すデメリット
通信制高校から総合型選抜(AO入試)で大学進学を目指すデメリットについてご紹介します。
- 専門学校や就職を目指している人が多い場合がある
- 大学進学がメインではない通信制高校もある
- 共通テストがある学校の場合は対策が必要
- 総合型選抜に自分が合っているのか見極める必要がある
通学日数が全日制高校に比べて少ない為自分でしっかり勉強する必要がある
学習プランを柔軟に対応してくれるところがメリットの通信制高校ですが、全日制高校に比べて通学日数が少ないので学習プランをしっかり自分でこなす必要があります。
個別指導を増やしてサポートしてもらうことも可能ですが、全日制高校のように平日毎日高校に通うことが無いので自己管理をしっかりできない人はしっかり学習することができません。
自主性を求められる学習カリキュラムとなっているので、自己管理をしっかりやるように注意しましょう。
専門学校や就職を目指している人が多い場合がある
通信制高校には、大学進学よりも専門学校を選ぶ生徒や就職を目指す生徒が多い学校もあります。
大学進学を志望する場合は、同じ目標を持つ仲間が少なく、モチベーションの維持や情報共有が難しくなる可能性もあります。
通信制高校の大学進学率は、全日制の高校に比べて低いです。
周囲の生徒たちが異なる進路を考えているため、孤立感を感じる可能性が考えられます。
大学進学がメインではない通信制高校もある
通信制高校には大学進学以外の就職や専門学校への進学などを主な目的としている学校もあります。
大学進学がメインではない通信制高校の場合は、必要なカリキュラムや進路指導が充実していない場合が多いです。
進学に必要な情報やサポートを十分に受けられない可能性があります。
進学を目指す生徒は進学塾を利用する必要が出てくる場合があります。
共通テストがある学校の場合は対策が必要
総合型選抜は応募書類や面接、小論文などで選抜されます。
とはいえ、学力を測る共通テストが設けられている大学も存在します。
国公立大学などでは、共通テストや学力試験が課されることが一般的です。
共通テストの試験に向けて試験対策の勉強が必要となります。
試験対策の計画を立てて、実行する必要があります。
総合型選抜に自分が合っているのか見極める必要がある
総合型選抜は学力だけでなく、応募書類や面接、小論文などで評価が行われることが一般的です。
自分が総合型選抜試験の入試に合っているかを見極める必要があります。
個人の得意なことや経験が入試で評価されるため、自己分析をしっかりと行うことが試験合格につながります。
通信制高校の学習内容だけでは不安という人はサポート校や塾を利用しよう
通信制高校の学習内容だけでは不安という人や、1人で学習プランをしっかりこなせないという人はサポート校や塾を利用しましょう。
通信制高校以外にも受験をサポートしてくれる機関は多数あるので、不安な人は他の機関を併せて利用しましょう。
教室等で授業を受けるのが苦手という人はオンライン家庭教師という手段もあります。
通信制高校とサポート校の違いについては「どう違うの?通信制高校とサポート校の違いをご紹介」で詳しく説明しているので、参考にしてみましょう。
自分で学習管理できる人は通信制高校のカリキュラムでも進学を目指せる
受験勉強が不安な人は他の機関を利用しましょうと説明しましたが、通信制高校が組んだ進学用の学習プログラムをしっかりこなすことができる人は充分受験に対応することができます。
通信制高校の学習内容が不充分ということは無いので、しっかり管理できる人は通信制高校から出されているレポートや宿題をこなして進学を目指しましょう。
通信制高校でもAO入試で受験できる!進学を目指している人は大学合格率の高い通信制高校を選ぼう
通信制高校でもAO入試で受験できるということがわかりました。
進学を目指している人は大学進学に強い通信制高校をえらんで目標に向かって努力しましょう。
AO入試では出身高校は関係ありません。
秀でたスキルを活かして大学にアピールしましょう。
大学進学を目指している方は「通信制高校でも大学進学はできる?大学進学に強いおすすめ通信制高校」も参考にしてみましょう!