高卒認定予備校とは?

高卒認定予備校とは?

高卒認定予備校とは?

「中学校卒業して働いていたけど、大学に通いたい!」

「高校中退だとなかなかしたい仕事ができない…。」

そんなときの選択肢として高卒認定試験があります!

高卒認定試験を受けるにしても、中学校卒業してから勉強もしてないし合格できるか不安…。

高卒認定予備校ならそんな悩みを解消してくれます!

高卒認定試験の合格を目指せる高卒認定予備校について詳しくお話していきます!

通信制高校との違いは「通信制高校とは?」を参考にしてみましょう。

高卒認定予備校は高卒認定試験に合格するための予備校!

高卒認定予備校は文部科学省が年2回行われる高卒認定試験への合格を目指していく予備校です!

高卒認定予備校は有名な塾や予備校が運営しています。

高卒認定試験は大検と以前は呼ばれていました。

大検をもとに制度を見直していき、2005年に新しく高校卒業程度認定試験として現在に至ります。

有名な塾や予備校が運営しているので、学習のサポートはばっちりです!

高卒認定試験は高校卒業程度の学力があることが認められる試験

高卒認定試験の正式名称は高校卒業程度認定試験です。

その名の通り試験に合格すれば、高校卒業程度の学力を持っていることを認められます。

高校卒業程度、と聞くと少し難しいイメージがありませんか?

確かに勉強をあまりできずに挑めば難しいかもしれませんが、しっかりと勉強していれば十分合格できるぐらいの難易度です。

合格することで大学受験や就職の幅が広がる

高卒認定試験に合格すると多くの選択肢が手に入ります。

一番大きいのは大学受験の資格が手に入ることです。

高卒認定試験の合格を目指す人には大学受験を考えている人が多いのではないでしょうか。

大学受験の資格は高校卒業、もしくは高校卒業程度の学力があれば受験可能です。

高卒認定試験の合格で高校卒業程度の学力があることが証明できるので、大学入試に挑戦することができるようになります!

高校卒業程度の学力があることが証明できることはまだまだメリットがあるのです。

実は就職についても選択肢が広がっていきます。

例えば公務員試験の一部は高校卒業程度の学力があることが証明できれば受験可能です。

その他にも企業によっては高卒認定試験と高卒資格を同程度に扱ってくれます。

募集要項に「高校卒業程度の学力があること」のような記載があれば高卒認定試験の合格で応募条件を満たすことができるのです!

高卒認定試験の合格はメリットばかりなので、ぜひ合格を目指していきましょう!

高校卒業資格は取得できない

高卒認定とよく混同されやすいのが、高校卒業資格です。

よく似ていますが、全く違うものなので注意しましょう。

高校卒業資格は、全日制・定時制・通信制の高校を卒業した生徒が手にすることができる資格となっています。

高卒認定はあくまで高校卒業程度の学力があると認められる試験です。

学力自体は認められていますが、高校を卒業した資格にはなっていません。

履歴書などの記載は中卒になります。

大学入試の応募条件は満たせるので、大学に入学して卒業までできれば最終学歴は大卒です!

中卒の学歴だと嫌だという人はぜひ大学卒業を目指していきましょう!

高卒資格と高卒認定の違いを詳しく知りたい方は「通信制高校のメリットデメリットを完全解説」も参考にしてください!

高卒認定予備校でできること

高卒認定予備校でできること

高卒認定予備校の大きな役割は高卒認定試験の合格です。

ですがそれだけでは終わりません!

最近は合格後のサポートにも力を入れているところが多くなっています。

2つできることがあるので、それぞれ説明していきます!

高卒認定試験に合格できる

当たり前ですが、高卒認定試験に合格できます!

高卒認定予備校の役割は高卒認定試験の合格サポートです!

もともと予備校や塾を運営している会社が多いので、学力を伸ばすことを得意としています。

年に2回開催されているのですが、予備校によっては最短4ヵ月で合格も可能です!

目的にもよりますが、高卒資格ではなくその先にあるものが目標なら大幅な時短が狙えます!

大学受験を目指すコースもある

最近高卒認定予備校が力を入れているのが大学受験を目指す人向けのサポートです!

高卒認定試験を取得する人はその後大学受験を目指す人も非常に多くいます。

ゴールを高卒認定試験にせず、大学受験までを見据えたサポートを受けることが可能です!

大学受験を目指していくなら絶対に必要となるサポートなので、ぜひ受けてみてください!

高卒認定試験の内容

高卒認定試験の内容

ここからは高卒認定試験の内容についてお話していきます。

試験の内容自体は高校で学ぶ内容が出されるので、参考書や予備校でしっかり勉強しましょう!

高卒認定試験が開催されるのは年2回です。

例年8月と11月に行われています。

出願時期はもう少し早い時期なので、受験の際は注意しましょう!

出願時期は4~5月、7月~9月にあります!

高卒認定試験の受験は中学校卒業以上なら年齢制限はない

高卒認定試験の受験資格はその年度までに満16歳であれば受験可能です!

簡単に言うと中学校卒業していれば年齢関係なく受験することができます!

高校に在籍していても受験は可能です!

すでに大学の受験資格を持っている人は受験できません。

年齢の上限はないので、いつでも受験できます!

受験科目数は8科目

受験科目は基本的に8科目です!

教科 試験科目 科目数 要件
国語 国語 1 必須
地理歴史 世界史A、世界史B 1 2科目のいずれか1科目必修
日本史A、日本史B 1 4科目のうちいずれか1科目必修
地理A、地理B
公民 現代社会 1


2
「現代社会」1科目又は「倫理」及び「政治・経済」の2科目いずれか必修
倫理
政治・経済
数学 数学 1 必修
理科 科学と人間生活 2


3
以下の①、②のいずれかが必修
①「科学と人間生活」の1科目と「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」のうち1科目(合計2科目)
②「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」のうち3科目(合計3科目)
物理基礎
化学基礎
生物基礎
地学基礎
外国語 英語 1 必修

※文部科学省参照(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/06033010/003.htm)

これらの科目をすべて合格して高卒認定試験の合格となります。

公民を2科目受験する場合は9科目になるので注意しましょう!

免除される科目もある
免除される科目もあります!

すでに高卒認定試験の受験経験があり、合格しているものについては受験が免除です!

先程も言ったように高校に在籍していても受験することは可能なので、現在通っている人にも免除があります。

高校ですでに単位が認定されているものについては受験免除です!

また検定の結果でも免除があります!

①免除を受けることができる試験科目 ②技能審査
名称 免除に必要な級
世界史B 歴史能力検定 世界史1級又は世界史2級
日本史B 歴史能力検定 日本史1級又は日本史2級
数学 実用数学技能検定 1級、準1級又は2級
英語 実用英語技能検定 1級、準1級、2級、又は準2級
英語検定試験 1級又は2級
国際連合公用語
英語検定試験
特A級、A級、B級又はC級

※文部科学省参照(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/06033010/003.htm)

上記の場合は免除されるので、こちらの取得を目指すのもいいですね。

難易度は高卒認定試験よりも高いものもあるので、しっかり勉強しましょう!

高卒認定試験に合格するなら高卒認定予備校を利用しよう!

高卒認定試験の合格は一人でやり続けると、かなりつらいです…。

自分一人でずーっと勉強し続けることができる人は問題ないかもしれませんが、なかなか難しいですよね…。

少しでも不安があれば高卒認定予備校に通うことがおすすめです!

大学受験などを目指している人も高卒認定予備校ならその後のサポートもあるので、ぜひ通ってみてくださいね!

高卒認定予備校や通信制高校に通う場合の学費について不安に思っている方は「学費が安い通信制高校をご紹介!」もチャックしてみましょう!

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